Q&A
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耳の診療について
耳そうじだけで受診することはできますか?
もちろん大丈夫です。耳そうじしながら外耳道や鼓膜の状態も観察できます。また、例えば耳閉感が耳あかが原因と思っていたら「急性感音性難聴」という別の病気であることが判明するケースもありますので、ぜひお気軽に受診してください。
自宅での耳そうじはどのようにしたら良いですか?
耳あかは自然と排出されることが多いので、耳の入り口から見える範囲だけ(入口から1cm程度)を綿棒などで優しくふき取ってください。当院では、2週間から1カ月に1回、数十秒から1分程度で十分と考えます。もちろん個人差はありますので、ぜひ一度耳の中を診察させてください。
急に耳が聞こえなくなりました。仕事があるので1週間後に受診しても良いでしょうか?
なるべく早く受診していただきたいです。「突発性難聴」や「急性感音難聴」という病気の可能性があります。聴力を改善させるためには、少しでも早い治療が必要です。
補聴器について相談できますか?
当院でも補聴器外来を行っています。近隣の補聴器専門店と連携していますので、補聴器の装用を相談しましょう。
鼻の診療について
鼻水がよく出ます。鼻風邪でしょうか?それともアレルギーでしょうか?
鼻汁の色や性状、鼻粘膜の腫れぐあい、経過などから判断していきます。特に花粉症などの季節性のアレルギー発症時期は、特に鼻風邪と見分けがつきにくい場合があります。ぜひ受診していただき、診察させてください。
鼻血がよく出ます。なぜでしょうか?また、出血時の対応を教えてください。
鼻出血のほとんどはキーセルバッハ部位という鼻の入口の真ん中の壁からの出血です。また、一度出血すると組織が修復して出血しなくなるまでに時間がかかり、治りきる前に再出血することも多いです。また、慢性的な鼻炎があると鼻の血流が豊富になっています。そのため、鼻炎の治療を行うだけでかなり頻度を減らすことができます。
大人の場合は、鼻副鼻腔の腫瘍から出血の可能性もあります。
出血の時の対応は、ご家庭での止血方法をご覧ください。まずは座った状態で顎をひき、10分程度小鼻を両側から指でおさえてください。
のどの診療について
扁桃腺(へんとうせん)が大きいと言われました。心配です。
大人でも、扁桃腺が大きいこと自体は特に問題はありません。しかし繰り返し扁桃炎を起こす場合や、空気の通り道が狭くなって睡眠時無呼吸症候群の症状(いびきや無呼吸)がある場合は簡易PSG検査や手術を検討することになります。
扁桃腺が良く腫れ、手術を勧められました。
扁桃の表面には腺窩(いんか)と呼ばれる穴がたくさんあるため細菌の巣になりやすく、感染を防ぐ役割を果たしていますが、かえって感染源になってしまう場合があります。
発熱や高度の咽頭痛を伴う急性扁桃炎を年に数回おこす場合は、生活の質が下がりますので摘出を検討する必要があります。
声がれが治りません。
声帯のむくみ、声帯の麻痺、声帯のポリープ、喉頭のがんなどの可能性があります。のどの内視鏡検査でこれらの病変がないかどうか、調べましょう。
おこさまの診療について
小児科へ通院して薬ももらっていますが、鼻水が全然良くなりません。鼻水吸引だけで、受診しても良いでしょうか?
当院ではおこさんの鼻吸い(鼻水吸引)、ネブライザー治療に特に力を入れています!他院で薬もらっているからとの配慮は不要です。当院ではネブライザーを8台設置しており、ネブライザーでの待ち時間を少しでも短くできるよう、努めています。
耳そうじだけで受診することはできますか?
もちろん大丈夫です。耳そうじしながら外耳道や鼓膜の状態も観察できます。また、例えば耳閉感が耳あかが原因と思っていたら「急性感音性難聴」という別の病気であることが判明するケースもありますので、耳そうじだけでもぜひお気軽に受診してください。
自宅での耳そうじはどのようにしたら良いですか?
耳あかは自然と排出されることが多いので、耳の入り口から見える範囲だけ(入口から1cm程度)を綿棒などで優しくふき取ってください。当院では、2週間から1カ月に1回、数十秒から1分程度で十分と考えます。もちろん個人差はありますので、ぜひ一度耳の中を診察させてください。
TVの音量が大きく、呼びかけても声に反応しないことがあります。受診した方が良いでしょうか?
耳垢塞栓(じこうそくせん)または滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)の可能性がありますので、ぜひ受診してください。
鼻水がよく出ます。鼻風邪でしょうか?それともアレルギーでしょうか?
鼻汁の色や性状、鼻粘膜の腫れぐあい、経過などから判断していきます。特に花粉症などの季節性のアレルギー発症時期は、特に鼻風邪と見分けがつきにくい場合があります。ぜひ受診していただき、診察させてください。
何歳から受診できますか?
0歳から受診可能です。年齢制限はありません。
鼻血がよく出ます。なぜでしょうか?また、出血時の対応を教えてください。
こどもの鼻出血のほとんどはキーセルバッハ部位という鼻の入口の真ん中の壁からの出血です。こどもの鼻粘膜は大人に比べて薄く、出血をきたしやすいです。また、一度出血すると組織が修復して出血しなくなるまでに時間がかかり、治りきる前に再出血することも多いです。また、慢性的な鼻炎があると鼻の血流が豊富になっています。そのため、鼻炎の治療を行うだけでかなり頻度を減らすことができます。 出血の時の対応は、ご家庭での止血方法をご覧ください。まずは座った状態で顎をひき、10分程度小鼻を両側から指でおさえてください。
寝ている時のいびきがひどく、無呼吸もあるみたいです。
扁桃肥大やアデノイド肥大、肥満など何らかの異常が原因のことがほとんどです。風邪をひいて鼻が詰まっている時、体勢によってたまに出るくらいの症状でしたら様子を見ても問題ありません。注意が必要なのは、日中の口呼吸や、寝苦しそうに寝ている場合、無呼吸がある場合です。
睡眠時の無呼吸は脳や全身の酸素不足を引き起こすため、日中の集中力が低下し、成長に大きな影響を与えてしまいます。
まずはぜひ受診していただき、診察やのどの内視鏡検査で扁桃肥大やアデノイド肥大があるかどうか診察し、必要あれば簡易PSG検査といった睡眠時無呼吸症候群の検査をしてみましょう。
扁桃腺(へんとうせん)が大きいと言われました。心配です。
扁桃腺が大きいこと自体は特に問題はありません。しかし繰り返し扁桃炎を起こす場合や、空気の通り道が狭くなって睡眠時無呼吸症候群の症状(いびきや無呼吸)がある場合は簡易PSG検査や手術を検討することになります。
検査について
迅速簡易検査は何かできますか?
新型コロナウイルス、インフルエンザウイルス、溶連菌、RSウイルス、マイコプラズマができます。
睡眠時無呼吸症候群の検査ができますか?
当院でも複数の会社と連携しており、自宅での簡易PSG検査が可能です。その結果が重症であれば、自宅でのCPAP治療を勧めさせていただきます。結果が軽症~中等度でさらなる詳しい検査をご希望される場合は、総合病院をご紹介させていただきます。